
K9ナチュラルが気になっていても、「種類が多くて、どれを選べばいいの?」「価格が高いけれど、それだけの品質なの?」「フリーズドライはどうやって与えるの?」
と迷っている飼い主さんも多いのではないでしょうか。
K9ナチュラルは、ニュージーランドさんの肉類を中心に使用したフリーズドライフードを展開するブランドです。
公式サイトでは、犬用フリーズドライ総合栄養食として、ラム・ビーフ・チキン・ビーフ&ホキ・ラム&キングサーモン・ラム&ベニソンの6種類を展開しています。
6種類すべてで粗タンパク質・粗脂肪・カルシウム・リン・オメガ脂肪酸など詳しい栄養情報が公開されています。
K9ナチュラルの犬用フリーズドライシリーズには、肉類94%以上、穀類・イモ類・豆類不使用、人工保存料・人工着色料・人工香料不使用という特徴があります。
この記事ではK9ナチュラルの犬用フリーズドライシリーズ全体の特徴を整理し、代表商品として「ラム・フィースト」を当サイトの基準で詳しく採点します。
この記事ではK9ナチュラルの犬用フリーズドライシリーズ全体の特徴を整理し、代表商品として「ラム・フィースト」を当サイトの基準で詳しく採点します。
ラム・フィーストの採点血kは、92点/100点でSランクです。
*92点は「ラム・フィースト」の評価です。K9ナチュラル全商品が同じ点数という意味ではありません。
K9ナチュラルとは?
K9ナチュラルは、ニュージーランドの食材を中心に使用したペットフードブランドです。
犬用には、肉類94%以上を使用するフリーズドライフードのほか、肉類50%以上に白米・玄米・オーツなどを加えたオーブンベイクドも展開されています。
この記事では、K9ナチュラルを代表する犬用フリーズドライ総合栄養食6種類を中心に解説します。
フリーズドライシリーズでは、肉類94%以上を使用、緑イ貝などの自然食材2%・野菜2%・天然サプリメント2%という構成です。
単に「肉が多いフード」というだけではなく、使用する肉・内蔵・骨・野菜などについて比較的詳しく情報を公開しているのもK9ナチュラルの特徴です。
K9ナチュラル6種類を比較
まず、犬用フリーズドライ6種類の主な違いを比較します。
| 種類 | 粗たんぱく質 | 粗脂肪 | オメガ3 | カロリー/100g |
|---|---|---|---|---|
| ラム | 41.0%以上 | 34.0%以上 | 0.75%以上 | 503kcal |
| ビーフ | 40.0%以上 | 33.0%以上 | 0.50%以上 | 490kcal |
| チキン | 48.0%以上 | 27.0%以上 | 0.60%以上 | 465kcal |
| ビーフ&ホキ | 46.0%以上 | 32.0%以上 | 0.50%以上 | 484kcal |
| ラム&キングサーモン | 40.0%以上 | 38.0%以上 | 1.10%以上 | 515kcal |
| ラム&ベニソン | 41.0%以上 | 35.0%以上 | 0.70%以上 | 503kcal |
保証分析値を見ると、同じK9ナチュラルでも栄養設計にはかなり違いがあります。
たとえば、チキンは6種類の中では素脂肪とカロリーが低め。
一方、ラム&キングサーモンは粗脂肪38.0%以上、515kcal/100gと高エネルギーで、オメガ3脂肪酸も1.10%以上と最も高くなっています。
愛犬の体質や活動量に合わせて種類を選ぶことが大切です。
ラム・フィースト
ラムを主なたんぱく源にした定番商品です。
粗たんぱく質41.0%以上、粗脂肪34.0%以上、503kcal/100g。
仔羊肉だけでなく、グリーントライプや心臓、肺、肝臓、腎臓などを使用しています。
この記事では、このラム・フィーストを代表例として詳しく採点しています。
ビーフ・フィースト
牛肉を中心にしたタイプです。心臓やグリーントライプ、緑イ貝も配合されています。
粗たんぱく質40.0%以上、粗脂肪33.0%以上、490kcal/100g。
カル同僚が多い犬や食が細い犬などにもおすすめと紹介されています。
チキン・フィースト
鶏肉・肝臓(鶏)・フラックスシードフレーク・ホキ(白身魚)が主な原材料
6種類の中では、粗たんぱく質48.0%以上と高く、粗脂肪27.0%以上・465kcal/100gと脂質・カロリーは比較的低めです。
ビーフ&ホキ・フィースト
牛肉とニュージーランドの白身魚「ホキ」を組み合わせたタイプです。
粗たんぱく質46.0%以上、粗脂肪32.0%以上、484kcal/100g
肉だけでなく魚由来の原料も取り入れたい場合の候補になります。
ラム&キングサーモン・フィースト
完全放牧で育てられた子羊肉とニュージーランド近海で育つキングサーモンを組み合わせています。
6種類の中では、オメガ3脂肪酸1.10%以上と最も高く、粗脂肪38.0%以上、515kcal/100gと高脂肪・高カロリータイプです。
魚由来のオメガ3脂肪酸を取り入れたい場合に選択肢になります。一方で、素脂肪は高めなので、脂質が気になる場合は他の種類とも比較して選びましょう。
ラム&ベニソン・フィースト
仔羊肉、グリーントライプ(子羊)、鹿肉を主な原材料としたタイプです。
粗たんぱく質41.0%以上、粗脂肪35.0%以上、503kcal/100g
K9ナチュラルの口コミ・評判
K9ナチュラルの口コミでは、食いつきを評価する声が比較的多く見られます。
一方価格が高いという意見もあります。
良い口コミで見られる傾向
- ドライフードを残す犬でも食べた
- トッピングとして使いやすい
- 水やぬるま湯で戻すとよく食べた
- 原材料を見て選んだ
といった口コミが確認できました。
良い口コミで見られる傾向
口コミでは、
- ドライフードを残す犬でも食べた
- トッピングとして使いやすい
- 水やぬるま湯で戻すとよく食べた
- 原材料を見て選んだ
といった声が確認できます。
特に肉や内臓を中心としたフリーズドライなので、香りを好む犬には食いつきが良くなる傾向があるようです。
気になる口コミで多いのは価格
気になる口コミで目立つのが、「継続するには高い」という点です。
フリーズドライは一般的なドライフードより1日に与える重量が少ないとはいえ、商品単価はかなり高め。特に中型犬・大型犬では1日の給与量が増えるため、主食として続ける場合には月額を計算しておくことをおすすめします。
また、肉・内蔵特有の香り・粒が崩れやすい・袋の中に粉が出るといった点が気になるというものもありました。
K9ナチュラル公式でも、穀類やイモ類などの「つなぎ」を使用せず焼き固めていないため、粒が柔らかく、ロットによって崩れが生じる場合があると説明しています。
K9ナチュラル共通の7つの特徴
1. 肉類を94%以上使用
K9ナチュラル フリーズドライシリーズ最大の特徴が、肉類94%以上という高い肉類割合です。
ほかに、緑イ貝などの自然食材2%、野菜2%、天然サプリメント2%です。
動物性原材料の割合を具体的な数字で公開している点は、当サイトでも高く評価できます。
2. 穀類・イモ類・豆類を使用していない
K9ナチュラルのフリーズドライシリーズでは、穀類・イモ類・豆類を使用していません。
グレインフリーだから必ず健康に良いという意味ではありません。
しかし、「穀類だけでなく、豆類やイモ類も避けたい」という場合には選択肢のひとつになります。
3. 人間食用の食材を使用
公式では、犬用フリーズドライに人間食用の食材を使用していると明記されています。
肉についても、レストランで食べるものと同等品質のものを使用すると説明されています。
4. 成長ホルモン剤・抗生物質への方針が明確
K9ナチュラル公式では、使用する肉について
成長ホルモン剤・抗生物質・サプリメントを使用しないと説明しています。
さらに病気で死亡した家畜や廃棄部分についても使用しないと明記されています。
原材料名だけではなく、飼育段階方針まで確認できるは評価できるポイントです。
5. GMO原料不使用
公式サイトの「よくある質問」では、遺伝子組み換え食材を使用していないと説明があります。
6. 人工保存料・着色料・香料不使用
フリーズドライシリーズでは、人工保存料・人工着色料・人工香料不使用です。
毎日の主食として添加物をできるだけシンプルにしたい方には確認しやすい設計です。
7. AAFCO基準をクリアした総合栄養食
犬用フリーズドライ商品は、AAFCO基準をクリアした総合栄養食です。
K9ナチュラルのフリーズドライ製法とは?
K9ナチュラルでは、新鮮な原材料を急速冷凍し、真空状態で水分を消化させて乾燥させるフリーズドライ製法を採用しています。
公式では加工・加熱を最小限に抑えた独自の方法として説明があります。
一般的なドライフードとは製造方法が異なり、乾燥状態では水分量が少ないため非常に軽いのも特徴です。
与える際には、水またはぬるま湯で戻す方法が推奨されています。
原材料を詳しく確認
ここからは、K9ナチュラルの例としてラム・フィーストを詳しく見ていきます。
主な原材料は、仔羊肉、グリーントライプ(子羊)、心臓(子羊)、肺(子羊)、肝臓(子羊)、腎臓(子羊)など。第1〜第6原材料までラム由来の動物性原料が並んでいます。
曖昧な「肉類」「家禽類」といった表記ではなく、お肉の種類や使用部位まで確認できるのが大きな特徴です。
グリーントライプとは?
グリーントライプとは、牛や羊など反すう動物の胃袋です。
K9ナチュラルでは、洗浄・漂白していないトライプを使用すると説明しています。
独特の香りがあるため、犬が好む場合がある一方、飼い主さんによっては匂いを強く感じる可能性があります。
栄養成分
ラム・フィーストの保証分析値は次のとおりです。
| 成分 | ラム・フィースト |
| 粗たんぱく質 | 41.0%以上 |
| 粗脂肪 | 34.0%以上 |
| 粗繊維 | 2.5%以下 |
| 粗灰分 | 10.0%以下 |
| 水分 | 8.0%以下 |
| オメガ3脂肪酸 | 0.75%以上 |
| オメガ6脂肪酸 | 2.25%以上 |
| カロリー | 503kcal/100g |
さらに日本公式サイトの「栄養成分表示(犬)」では、保証分析値とは別に栄養情報(参考値)も公開されています。ラム・フィーストでは、たんぱく質47.4%、脂肪38.0%、カルシウム1.7%、リン1.5%、オメガ3脂肪酸1.0%、オメガ6脂肪酸2.9%などが確認できます。
さらに日本公式の「栄養成分表示(犬)」では、保証分析値とは別に**栄養情報(参考値)**も公開されています。
ラム・フィーストでは、たん白質47.4%、脂肪38.0%、カルシウム1.7%、リン1.5%、オメガ3脂肪酸1.0%、オメガ6脂肪酸2.9%などが確認できます。
ここまで詳細な栄養情報を公開している点は、情報開示という面で評価できます。
カルシウムとリンのバランス
ラム・フィーストの参考値は、カルシウム1.7%・リン1.5%です。
単純計算するとカルシウム:リンは約1.13:1。
粗脂肪34%以上には注意
ラム・フィーストの粗脂肪は34.0%以上。低脂肪フードではありません。
脂質制限が必要な犬や、膵炎などで食事管理をしている犬の場合は、自己判断で変更せず獣医師へ相談してください。
K9ナチュラルの中で脂質を比較するなら、チキンは27.0%以上なので、数値にはかなり差があります。
緑イ貝や良質なオイルも使用
K9ナチュラルでは、ニュージーランド産の緑イ貝も使用しています。
公式では、緑イ貝について、グルコサミン、コンドロイチン、コラーゲン、オメガ3脂肪酸などを含む食材として紹介しています。
さらに、ひまわり油・フラックスシードフレークも使用。
ラムフィーストは当サイトの良質オイルバッジ・関節ケアサポートバッジ・オメガバランスバッジ・野菜・果物バッジ・抗酸化バッジ・情報開示バッジに該当します。
K9ナチュラルの安全性・品質管理
フリーズドライは生色に近い製品なので、「細菌は大丈夫?」「寄生虫は?」と気になる方もいるでしょう。
K9ナチュラル公式「よくある質問」では、品質管理や原材料について詳しく説明しています。
また、食材を出荷場所から管理できる仕組みや衛生検査についても公開しています。
一方で、今回の確認範囲では、HACCP・ISO・GMP・BRCなどの具体的な第三者認証名称までは日本公式サイトで確認できませんでした。
K9ナチュラルの与え方
公式では、健康な成犬の基本給与量を、体重1kgあたり1日約8gとしています。
子犬・シニア犬にも与えられる?
K9ナチュラルのフリーズドライ商品は、基本的に子犬からシニア犬まで使える総合栄養食として案内されています。
成長期には成犬より多くの給与料が必要で、公式では生後2~6ヶ月では成犬量の最大約2~3倍、生後6~12ヶ月では約1.5~2倍を目安として案内しています。
年齢だけでなく、体型・活動量・代謝量を見ながら調整しましょう。
水はフードの3倍が目安
フリーズドライをほぐし、フード量の約3倍の水、または37℃以下のぬるま湯を加えます。
乾燥したままでも与えられますが、いつでも飲める新鮮な水を用意しましょう。
体重別の給与量
| 体重 | フード/日 | 水分量 |
| 1kg | 8~10g | 24~30ml |
| 2kg | 16~20g | 48~60ml |
| 3kg | 24~30g | 72~90ml |
| 4kg | 32g | 96ml |
| 5kg | 40g | 120ml |
| 10kg | 80g | 240ml |
| 20kg | 160g | 480ml |
公式では3kg未満の超小型犬や活動量が多い犬などは、目安より増量が必要になる場合があると案内しています。
あくまでも給与量は目安として、体型や体重の変化を確認しながら調節しましょう。
トッピングとしても使える
K9ナチュラル公式でも、フリーズドライを普段のフードへ混ぜる方法と紹介しています。
ただし、トッピング分を単純に追加すると摂取カロリーが増えます。主食と合わせた1日の総量を考えて調整しましょう。
K9ナチュラルの価格は高い?
K9ナチュラルは一般的なドライフードと比較すると、高価格です。
代表例のラム・フィースト500gは、7,557円(税込)で販売されています。
同シリーズでは500g以外にも、10g、100g、1.8kg、3.6kgなど複数サイズが用意されています。
ラム・フィーストを2kgの犬に与えた場合
500g・7,557円で、1gあたり、約15.11円です。
2kgの犬へ16g/日与える場合、約242円/日。30日では、約7,255円/月となります。
ラム・フィーストを独自採点
ここからはK9ナチュラル全体ではなく、ラム・フィーストのみを当サイト基準で採点します。
①原材料の質・安全性
肉類94%以上。仔羊肉、グリーントライプ、心臓、肺、肝臓、腎臓など、お肉の種類と部位が明確です。
穀類・イモ類・豆類も使用していません。
GMO、成長ホルモン剤、抗生物質への方針も確認できるため原点なしです。
②産地・トレーサビリティ
ニュージーランド産食材への方針や原材料管理について比較的詳しく公開されています。
一方、一般食費者が商品ロットから個々の農場などまで確認できる仕組みは今回確認できませんでした。
③栄養設計
カルシウム・リン・オメガ3・6脂肪酸と詳細まで公開。緑イ貝、ひまわり油、フラックスシードフレークも使用されています。
④添加物・不要成分
人工保存料・人工着色料・人工香料不使用。
⑤ 製造工場・品質管理
品質管理や原材料管理についての情報は公開されています。
一方、HACCP・ISO・GMP・BRCなどの工場認証名称は今回の日本公式情報では確認できませんでした。
⑥ 情報開示
肉類割合・原材料・保証分析値・カルシウム・リン・オメガ脂肪酸・GMO方針・抗生物質・成長ホルモン剤の方針など幅広い情報を確認できます。情報開示はかなり充実しているといえます。
⑦. 口コミ・安全性
今回確認した範囲では、特定の健康被害が継続的に多数報告されている状況は確認できませんでした。
⑧. 価格バランス
K9ナチュラル ラム・フィーストを体重2kgの犬に与えた場合、約242円/日となります。
K9ナチュラルはリーズナブルな価格帯ではなく、減点の大部分が価格によるものでした。
K9ナチュラルが向いている犬
K9ナチュラルは、肉を主体とした食事を選びたい犬に選択肢となるフードです。
また、
- 穀類・イモ類・豆類を避けたい
- 原材料の明確さを重視したい
- 人工保存料や着色料を避けたい
- フリーズドライを試したい
- 水分を加えた食事を取り入れたい
場合にも候補になります。
慎重に検討したい犬
脂質制限や療法食が必要な犬
K9ナチュラルは総合栄養食で、脂質制限や腎臓病などの治療を目的とした療法食ではありません。
種類によって粗脂肪は27~38%以上あり、ラム・フィーストの参考値ではたんぱく質47.4%、リン1.5%とされています。
そのため、脂質の制限が必要な犬や、腎臓病などで療法食を与えている犬は、自己判断で切り替えず、かかりつけの獣医師に相談してから検討しましょう。
コストを最優先したい家庭
K9ナチュラルを主食として継続する場合は、愛犬の体重が増えるほど1日の給与量も多くなり、毎月のフード代も高くなります。
費用が気になる場合は、主食として与えるのではなく、少量をトッピングとして取り入れる方法も選択肢です。
よくある質問
- K9ナチュラルはそのまま与えても大丈夫?
-
はい。乾燥した状態でも与えられます。ただし公式では、フード量の3倍の水または37℃以下のぬるま湯を加えて、生食に近い水分量に戻す方法を推奨しています。
- K9ナチュラルはグレインフリー?
-
犬用フリーズドライシリーズは穀類を使用していません。さらにイモ類・豆類も不使用です。
ただし、K9ナチュラルブランドには現在、白米・玄米・オーツを使用するオーブンベイクドもあります。 - 一番低脂肪なのはどれ?
-
犬用フリーズドライ6種類の保証分析値では、チキン・フィーストの粗脂肪27.0%以上が最も低いです。
ただし療法食としての低脂肪フードではありません。
まとめ|K9ナチュラルは肉主体の原材料と詳しい情報開示が特徴
K9ナチュラルの犬用フリーズドライシリーズは、肉類94%以上という肉主体の設計が大きな特徴です。
さらに、
- 穀類・イモ類・豆類不使用
- 人間食用食材を使用
- 人工保存料・人工着色料・人工香料不使用
- GMO原料不使用
- 抗生物質・成長ホルモン剤への方針を公開
- 保証分析値とは別に栄養情報(参考値)も公開
など、原材料や情報開示を重視する方にとって選択肢になりやすいフードです。
一方、価格が高いことと、全体的に脂質・カロリーが高めであることは確認しておきたいポイントです。
