
犬の食べ物大全では、ドッグフードの安全性や成分、価格を客観的に比較するために、独自のドッグフード採点基準【完全減点方式】を公開しています。
このページでは、当サイトで実際にドッグフードを評価する際の採点方法・評価項目・減点ルールを詳しく説明します。
ランキングや各レビュー記事を見る前に、まずは当サイトが「何を重視し、どこを厳しくチェックしているか」をご確認ください。「なぜその点数なのか」が理解しやすくなります。
当サイトのドッグフード採点方式

完全減点方式(100点スタート)
当サイトでは、ドッグフードを100点を基準に減点していく方式で評価しています。
ドッグフード選びは「国産と書いてあって安心そうだから」「無添加だからよさそう」といった印象だけで決めてしまいやすいですよね。しかし実際には愛犬に合うかどうかは、原材料の質、栄養設計、添加物、安全管理、価格、そして年齢などへの適合性まで含めて総合的に判断する必要があります。
人気や宣伝文句に惑わされず、原材料や安全性に潜む「不安要素」を浮き彫りにするために「加点」ではなく「減点」で見ています。
・原材料の質
・栄養設計
・添加物
・製造背景
・安全性
・価格
など、公開されている情報をもとに総合的に判断しています。
採点の基本ルール

当サイトの採点は次のルールで行なっています。
共通ルール
・初期点数は100点:ここから問題点がある場合のみマイナスとします。
・情報が不明の場合は慎重に評価:情報の透明性を重視し、不明な場合はリスクとして慎重に
・上限を設定:各項目には最大減点(上限)を設置
・2kgの小型犬が基準:価格評価は2kgの成犬を基準として比較
・継続のしやすさを評価:初回割引ではなく継続価格を重視
この方式にすることで
・何が評価されたのか
・どこが不安要素なのか
をわかりやすく確認できるようになります。
採点項目一覧と評価の視点(全10項目)
ドッグフードを公平に評価するには、1つの要素だけで判断しないことが大切です。
たとえば、原材料が良くても価格が高すぎて継続できなければ実用性に欠けますし、安くても添加物や栄養設計に不安があれば長期的な健康管理には向きません。
そこでこのサイトでは、原材料の品質、原材料の品質や産地、栄養バランス、総合栄養食かどうか、添加物、製造工場、口コミ、価格など10項目を、公開情報に基づいてチェックしています。
| 評価項目 | 評価の視点 | 評価内容 |
|---|---|---|
| ① 原材料の品質 | どんな原材料を使っているか? | 主原料は肉や魚か?「〇〇ミール」など曖昧な表記はないか? |
| ② 原材料の産地・透明性 | どの地域の原材料か? | 原材料の調達先が公開されているか。 |
| ③ 栄養設計・成分バランス | バランスは適切か? | タンパク質や脂質の量が、犬の体にあったバランスになっているか |
| ④ フードの分類 | 総合栄養食か? | フードとお水だけで栄養が充分か。 |
| ⑤ 添加物の安全性 | 安全性に問題はないか? | BHA・BHT・着色料など、できれば避けたい添加物が含まれていないか。 |
| ⑥ 抗生物質・成長ホルモン | 原料の安全性 | 飼育環境や残留検査の情報があるか |
| ⑦ 製造工場・品質管理 | どのような環境で作られているか | HACCPやISOなど安全管理体制が整っているか。工場基準、検査体制 |
| ⑧ 獣医師・専門家監修 | 専門家の関与 | 獣医師・専門家の監修の有無 |
| ⑨ 口コミ・安全リスク | 実際の使用感 | 健康トラブルなどの口コミ傾向 |
| ⑩ 価格・コストパフォーマンス | 内容と価格のバランス | 体重2kg基準の1日のコスト 継続しやすさ |
*⑧は参考情報として表示され、採点には含まれません。

① 原材料の質・安全性【最大−20点】
原材料はドッグフード評価で最も重要な項目です。
最初に見るべきなのは、主原料が何か、そしてその表示が具体的かどうかです。
主原料が肉・魚中心かどうか、「肉類」「動物性油脂」のような曖昧な表記ではないかなどを確認することが重要です。
主に次の点を確認します。
・ 原材料の表記の明確さ
・ 副産物の使用
・ 曖昧なミール表記
・ 動物性油脂や肉類の由来が不明でないか
・ 主原料が小麦やとうもろこしなど穀類を使用している
② 原材料の産地・トレーサビリティ【最大−10点】
原材料の調達背景や追跡可能性を確認します。「どこで、誰が、どう作ったか」を追える仕組みがあるかの説明がされているかチェックしています。
主な確認ポイント
・ 主な原材料の産地の公開
・ トレーサビリティ
・ 生産ロットごとの管理体制
③ 栄養設計・成分バランス【最大−15点】
犬の健康を維持するための栄養設計を確認します。
タンパク質、脂質、粗繊維、灰分、水分、カルシウムやリンなどのミネラルをチェックしています。
活発な子犬や成犬には十分なタンパク質とエネルギーが必要ですが、運動量が少ない犬やシニア犬では脂質やカロリーが高すぎると肥満リスクが上がります。
また、腎臓病やシニア犬ではリンやナトリウム、タンパク質の数値にも注意が必要です。
チェックする主な項目
・ タンパク質量
・ 脂質量
・ 食物繊維
・ ミネラルバランス
・ 良質オイル
④ 総合栄養食かどうか【最大−5点】
総合栄養食とは犬の毎日の食事として給与することを目的としてそのフードと水だけで栄養が摂れるものです。
ペットフードには総合栄養食のほか、「間食」「「療法食」「その他の目的食」があります。一般食は「その他の目的食」に分類されています。
⑤ 添加物・酸化防止剤【最大−20点】
添加物は、多くの飼い主さんが気にするポイントです。特に注意したいのは、合成保存料や着色料、合成酸化防止剤です。これらが直ちに危険と断定されるわけではありませんが、長期的に食べ続けるものだからこそ、できるだけ不要な添加物が少ない設計の方が安心感があります。
主なチェック対象
・ BHA、BHT、エトキシキン(合成酸化防止剤)
・ 人工着色料
・ 人工香料など
⑥ 抗生物質・成長ホルモン【最大−5点】
原材料となる家畜の飼育環境を確認します。
主なチェック内容
・ 抗生物質使用の有無
・ 成長ホルモン使用の有無
・ 飼育環境の説明
・ 残留検査
⑦ 製造工場・品質管理【最大−10点】
フードの製造環境を確認します。安全性は原材料だけでなく製造工程まで含めて評価する必要があります。
国産という表示だけで安心される方も多いですが、実際には原材料の調達先、工場の衛生管理、ロットごとの検査体制、異物混入対策などを総合的に見ることが大切です。
海外性でも厳格な品質管理を行うメーカーは多く、逆に国産でも情報公開が少ない商品は評価しにくい場合があります。
製造工場の認証、第三者検査の有無、問い合わせ時の明確さなども信頼性の判断材料になります。
「どこで、どう作られ、どう管理されているか」をチェックすることが大切です。
主な評価ポイント
・ 工場情報
・ 品質管理体制
・ HACCP /ISOなどの認証
⑧ 獣医師・専門家監修(参考評価)
獣医師や専門家が商品開発に関与している場合は参考情報として表示します。
*採点には含まれません。
⑨ 口コミ・安全性リスク【最大−10点】
購入者レビューから健康トラブルの傾向を確認します。
主な確認内容
・ 下痢
・ 嘔吐
・ 皮膚トラブル
*嗜好性や配送などは対象外
⑩ 価格・コストパフォーマンス【最大−5点】
「良いフード」の絶対条件は、無理なく続けられること。どんなに原材料が素晴らしい最高級フードであっても家計の負担が大きすぎて途中で安価なフードに切り替えてしまっては、本当の意味で愛犬の健康を守ることはできません。
「愛犬が一生食べ続けられる価格であること」はフード選びにおいて重要だと当サイトは考えます。
そのため、当サイトでは「1日あたりのコスト」を算出し、その継続しやすさを客観的に評価しています。
価格は「体重2kgの成犬」を基準として1日あたりのコストで評価します。
*初回限定のキャンペーン価格ではなく、2回目以降も継続できる「通常価格」「割引価格」をもとに計算します。
計算式
1日のコスト=(価格÷内容量g)×給与量g
減点基準(1日あたりのコストの目安)
「高価=悪い」ではありませんが、継続へのハードルの高さとして以下の通り減点設定を行なっています。
| 1日あたりのコスト | 減点 |
|---|---|
| 100円以下 | 0 |
| 101〜150円 | −1 |
| 151円〜225円 | −2 |
| 226円〜300円 | −3 |
| 301〜400円 | −4 |
| 401円以上 | −5 |
比較バッジ(点数外)
当サイトでは採点とは別に、フードの特徴がわかりやすいよう比較バッジを表示しています。
| バッジ | 意味 |
|---|---|
| 🥕 野菜・果物バッジ | 野菜・果物原料が含まれている |
| 🌿 抗酸化バッジ | ベリー・ハーブなどの抗酸化原料 |
| 🐟 オメガバッジ | オメガ6・3 |
| 🩺 獣医師監修 | 獣医師が開発・監修 |
*バッジは採点には影響しません。
採点例
例:ドッグフードA
① 原材料 −3
② 産地 −2
③ 栄養 −1
④ 基準 0
⑤ 添加物 −2
⑥ 抗生物質・成長ホルモン −1
⑦ 製造工場 −1
⑨ 口コミ −0
⑩ 価格 −1
総合スコア:89点
点数の見方
点数が高いほど、減点要素が少なく、総合的にバランス良いフードと評価しています。
ただし、犬の体質や年齢によって合うフードは異なる場合があります。
ランキングを見る際は、総合点だけでなく減点理由も参考にしてください。
よくある質問(FAQ)
- 高得点のフードが必ず良いですか?
-
必ずしもそうではありません。犬の年齢や体質のよって合うフードは変わります。点数はあくまで比較の目安です。
- 口コミ・評価はどれくらい重要ですか?
-
口コミは参考情報として使用しています。個体差があるので、口コミだけで評価を決めることはありません。
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採点は100点を基準に、原材料・栄養設計・製造背景・価格などを確認しながら減点方式で行っています。